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冷蔵庫・洗濯機を買う前の採寸|搬入経路・放熱スペース・防水パンと蛇口

冷蔵庫や洗濯機は、本体が置けるだけでなく、搬入経路を通れるか、放熱や給排水のスペースがあるかまで確認しないと、届いたのに設置できないことがあります。買う前に測るのは、①搬入経路(玄関・廊下・階段・ドア)、②置き場所の寸法と放熱スペース、③洗濯機なら防水パン・排水口・蛇口の位置、の3つです。

この記事では、シャープ・三菱電機・日立・東芝の公式ページをもとに、測る場所と、メーカーが示している数値の例をまとめます。数値は機種ごとに違うため、買う予定の機種の「据付必要寸法」(取扱説明書や製品ページ)で必ず確認してください。

(確認元:シャープ COCORO STORE「冷蔵庫設置サービスについて」、三菱電機「本体幅ピッタリの設置スペースしかありませんが置けますか?」、日立「洗濯機が設置できる防水パンが知りたいです」、シャープ「防水パンと水栓を確認する」、東芝ライフスタイル「搬入経路、設置場所をチェック(ドラム式洗濯乾燥機編)」、東芝ライフスタイル公式オンラインショップ「据付商品ご購入の前に」。確認日:2026年10月27日)

冷蔵庫:測る場所

① 搬入経路

  • シャープの案内では、搬入口から設置場所までの経路は、本体サイズ+10cm以上の幅・高さが必要です。通路の幅には、手すりやドアノブなどの出っ張りを含みません
  • 階段の折り返し部分など、運ぶのに十分なスペースと天井高があるかも確認します。らせん階段などは、形状によって設置できなかったり、人員を増やす費用が必要になったりすることがあります(事前に相談します)
  • シャープの設置サービスでは、ドアの取り外しには対応していません。一方、東芝のショップの案内では、ドアが干渉しそうな場合は、事前にドアの取り外しを求めています。メーカーによって扱いが違います。シャープの案内では、設置スペースが足りず取り付けられない場合は、注文がキャンセルになることがあります

② 置き場所と放熱スペース

メーカー 放熱スペース(案内の例)
シャープ 冷蔵庫の上部に5cm、左右に0.5cm(壁ぎわの場合は2cm)
三菱電機(「置けるスマート大容量シリーズ」を中心とした説明) 製品の左右の側面から5mm、上面から50mm以上の放熱用空間が必要。本体幅ぴったりの設置は控える。機種によって条件が異なるため、最小設置スペースから10mm程度の余裕をとることを勧めている
  • 両開きタイプは、左右のドアが開くスペースも必要です(シャープ)
  • 水平で丈夫な床に置きます。じゅうたんや畳の上に置く場合は、熱や重みで変形・変色することがあるため、丈夫な板やシートを敷きます(シャープ)
  • 風通しのよい場所に置き、熱気や湿気の多い場所、ガスコンロの横、直射日光が当たる場所は、なるべく避けます。テレビ・ラジオ・電話機・インターホンの近くは、音声や映像の乱れの原因になることがあります(シャープ)

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洗濯機:測る場所

① 搬入経路

  • エレベーター・玄関のドア・廊下・搬入経路の寸法と、障害物を確認します。ドアを通れても、洗面台などに当たることがあります(東芝)
  • 東芝のドラム式の例では、左右の手掛け部を含めた本体幅60cmが必要とされています。らせん階段など、特殊な住居構造は搬入できない場合があるため、事前の確認が勧められています

② 防水パン・排水口

  • 防水パンの内寸が、機種の必要寸法に合っているか。たとえば東芝のドラム式の例は、内寸幅58cm×奥行54cm以上(東芝の別の機種のページでは奥行52cm以上とあるなど、機種によって数値が違います)。日立のドラム式の例(BD-STX130J)は、防水パンの内寸奥行540mm以上で、背面の壁から防水パン内側までの距離597mm以上。日立のタテ型の例(BW-DX120J)は、内寸幅640mm以上・奥行540mm以上・高さ80mm以内、などの条件が示されています
  • 排水口が本体の真下にある場合は、専用の部品が必要になることがあります(日立の例では、排水口のエルボの高さが本体設置面より7mm以上の場合など、条件があります)。日立は別売の直下排水キット、東芝は高さ調整板や真下排水用パイプ、シャープは条件によって市販の排水エルボなどを案内しています(機種によって異なります)
  • 四隅が高くなっている防水パンに置くときは、本体付属のアンダートレイを取り付けます。付いていないと、運転中に排水ホースが浮き上がって、破れることがあります(日立)
  • 排水ホースが通る側は10cm以上あける(東芝のドラム式の例)

③ 蛇口(水栓)

  • 床面から、給水ホースを含む高さ以上の位置に蛇口があるかを確認します(東芝)
  • 給水ホースを直接差し込む水栓は、日本電機工業会規格JEM1206に準拠したものを使います(東芝)
  • 蛇口の位置が低く、本体に当たる場合は、別売の壁ピタ水栓が必要になります(東芝・シャープ。シャープは、蛇口の高さや形で、市販の壁ピタ水栓や洗濯用ニップルなどが必要かが変わると案内しています)

④ 設置する床

東芝は、しっかりした水平な床に置き、高い床、ブロックや角材・レンガの上、キャスター付きの台など、不安定な場所には設置しないよう案内しています。ベランダ、弱い床、タイルなど滑りやすい場所にも設置しないよう案内していて、凍結のおそれのある場所や、直射日光の当たる場所にも置かないよう案内しています。

測る時のチェックリスト

  1. 置き場所の幅・奥行・高さを測り、放熱スペース(冷蔵庫)や左右・上部の空き(洗濯機)を足す
  2. 候補の機種の本体サイズと据付必要寸法を、製品ページや取扱説明書で確認する
  3. 玄関・廊下・階段・エレベーター・ドアを測る(本体サイズ+10cmが目安。突出物を含めて測る)
  4. 洗濯機は、防水パンの内寸、排水口の位置、蛇口の高さと形を測る
  5. 設置サービスに含まれる範囲を確認する(範囲外の作業には追加料金がかかります)
  6. 古い機器を引き取ってもらう場合は、家電リサイクル料金などの費用も確認する

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買い替えのときの古い機器の処分は家電リサイクル法で説明しています。

まとめ

  • 冷蔵庫・洗濯機は、本体の寸法だけでなく、搬入経路(本体サイズ+10cm以上が目安)、放熱スペース、防水パン・排水口・蛇口の位置まで測る
  • 放熱スペースや防水パンの必要寸法は機種ごとに違う。買う予定の機種の据付必要寸法で確認する
  • 設置サービスの範囲外の作業は、追加料金がかかることがある。古い機器の処分費用も、あらかじめ確認する