BS・110度CSの4K放送(4K8K衛星放送)を見るには、4Kチューナーを内蔵したテレビか、4K対応テレビに4Kチューナーを加える必要があります。「4K対応」「4Kテレビ」と書かれたテレビでも、4K放送を受信するチューナーは入っていないことがあります。アンテナは、BSの右旋で放送されている4K放送なら、今のBSアンテナのままで見られる可能性があります。
この記事では、総務省・JEITA(電子情報技術産業協会)・A-PAB(放送サービス高度化推進協会)のよくある質問をもとに、テレビを買う前に確認することをまとめます。
(確認元:総務省「4K放送・8K放送 情報サイト よくある質問 3章」、JEITA「よくある質問~テレビ受信機(テレビ、チューナー等)について」「右旋専用アンテナで4K8K衛星放送を受信できますか?」、A-PAB「4K・8Kのよくある質問」。確認日:2026年10月27日)
4K放送を見るのに必要なもの
| 手持ちのテレビ | 必要なもの |
|---|---|
| 4Kチューナー内蔵テレビ(BS・110度CSの4K放送に対応) | そのまま視聴できる(アンテナなどの受信設備の確認は必要) |
| 4K対応テレビ(チューナーなし) | 4K8K衛星放送に対応した4Kチューナーを追加する |
| ハイビジョン(2K)のテレビ | 4K放送を見るには、4Kの表示に対応したテレビが必要です。買い替えまで、今までの放送はそのまま見られます |
- A-PABは、4K対応テレビには4K8K衛星放送対応のチューナー(受信機能)は搭載されていないと注意しています
- 4K8K衛星放送に対応した機器かどうかは、JEITAとA-PABが作ったロゴマークで見分けられます。購入するときの誤認を防ぐために、メーカーにロゴの活用を促しています
- 4K8K衛星放送を見る予定がなければ、今のテレビ・チューナー・アンテナはそのまま使えます
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アンテナは替えなくてよい?
- BS右旋で放送される4K放送は、従来のBS放送と同じ電波・周波数(右旋円偏波)を使います。そのため、今のアンテナや配線をそのまま使って視聴できる可能性があります。ただし、安定して視聴するには受信設備の確認が必要です
- 現在のBSアンテナのままで見られる4K放送は、A-PABの案内では8チャンネルです(総務省のよくある質問は放送局6社と書いています。現在のチャンネルは、放送局の案内で確認します)
- BSハイビジョン放送のすべてのチャンネルが映っていない場合は、機器の交換が必要になることがあります(総務省・A-PABの注記)
- すべての4K8K衛星放送(左旋で放送される8K放送を含む)を見るには、右旋・左旋の両方に対応したアンテナに替えるほか、分配器・分波器・ブースターも対応機器にする必要があります。ケーブルによっては伝送できないことがあります。JEITAは、機器の交換にあたり、SHマークまたはHSマークの登録機器を勧めています
- JEITAのFAQには、「2025年4月1日現在、左旋のBS4K放送、110度CS4K放送はサービスが行われていません」と書かれています(記載時点の情報です)。JEITAの説明では、現在の4K放送は右旋円偏波で放送されているため、4K放送だけを見るなら、右旋専用アンテナのままでも受信できるとされています
集合住宅・ケーブルテレビの場合
- 共同のBS・110度CSアンテナが右旋のみの場合、BS右旋の4K放送(8チャンネル)は見られます
- 全チャンネルを見るには、建物内のアンテナ設備をすべて4K8K衛星放送に対応した機器にするか、光ファイバーを使ったテレビ視聴サービスを利用する方法があります。調査・改修は、集合住宅のオーナーや管理組合に相談します
- ケーブルテレビで見ている場合は、契約しているケーブルテレビ事業者に相談します
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外付けの4Kチューナーをつなぐ時の条件
- テレビとの接続を事前に確認する(4K対応テレビとの組み合わせを確認)
- HDMIケーブルは、ハイスピードHDMIケーブル(HIGH SPEED、カテゴリー2)に対応したものを使う
- テレビのHDMI端子は、HDCP 2.2と4K 60Hz入力に対応している必要がある
4K放送が暗く見える時
A-PABは、4K放送が暗く見えることがある理由を説明しています。4K8K衛星放送はHDR(明暗の幅が広い映像)の規格を採用していて、放送規格が決まる前に発売された4K対応テレビと外付けチューナーを組み合わせたときや、店頭で比較したときに、そう感じることがあります。自宅では、お手持ちの4K対応テレビがHDRに対応しているかを確認してから、視聴環境を整えるよう勧めています。なお、HDRにはHDR10、HDR10+、Dolby Vision、HLGなどの方式があり、テレビが、見たいコンテンツの方式に対応していれば楽しめます(JEITA)。
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テレビを買う前のチェック
- 商品ページに、BS・110度CS 4Kチューナー内蔵と書かれているか(書かれていない4K対応テレビは、4Kチューナーを別に用意する)
- HDMI端子の対応(HDCP 2.2・4K 60Hz)
- HDRの方式への対応
- チューナーのない製品を選ぶ場合は、放送を見るには、別途チューナーが必要です。動画配信を中心に使うかどうかも、先に決めておきます
当サイトでは、次のテレビを紹介しています。4K放送を受信できるかは、各商品ページで確認してください。
- REGZA 65E670R、REGZA 50E670R
- ハイセンス 50E50S 50V型 4Kスマートテレビ
- JVC 65型4Kスマートテレビ
- REGZA 40S25R(フルHD)
- VEZZER 50型チューナーレステレビ(放送の受信は別にチューナーが必要)
- 山善 50インチ4Kチューナーレス液晶テレビ(放送の受信は別にチューナーが必要)
サウンドバーのつなぎ方はHDMI ARC・eARC、買い替えの時の古いテレビの処分は家電リサイクル法で説明しています。
まとめ
- 4K放送を見るには、4Kチューナー内蔵のテレビ、または4K対応テレビ+4Kチューナーが必要。4K対応テレビにチューナーは入っていないことがある
- BS右旋の4K放送は、今のBSアンテナのままで見られる可能性がある(8チャンネルはA-PABの案内)。全放送を見るには、右旋・左旋対応のアンテナや分配器などの交換が必要
- 外付けチューナーには、ハイスピードHDMIケーブルと、HDCP 2.2・4K 60Hz入力に対応したHDMI端子が必要


