SSDを買うときに間違えやすいのが、形が合うことと、つなぎ方(規格)が合うことは別という点です。M.2のSSDは、スロットに物理的に挿さっても、NVMeとSATAの規格がスロットと合っていないと動作しません。サイズ(2280など)・NVMeかSATAか・スロットの対応を、買う前にマザーボードやパソコンの仕様表で確認します。
この記事では、バッファローの解説ページをもとに、M.2のサイズ、NVMeとSATAの違い、端子の見分け方、発熱への対処をまとめます。
(確認元:バッファロー「【かんたん解説】M.2 SSDとは?NVMeとは?」。確認日:2026年10月27日)
M.2とは
M.2(エムドットツー)は、パソコンに内蔵する拡張カードの接続端子の規格です。マザーボード上のスロットに直接差し込める形で、ノートパソコンなど小型PC向けに開発されました。この端子を持つ記憶装置を「M.2 SSD」と呼びます。バッファローによると、M.2は2014年に発売されたIntel 9シリーズ以降のマザーボードに搭載された規格です。
M.2は「端子の形」の規格で、中身の通信は、従来からあるSerial ATA(SATA)やPCI Express(PCIe)などの規格に対応しています。
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サイズの見分け方
| 表記 | 大きさ | バッファローの説明 |
|---|---|---|
| M.2 Type 2280 | 22mm × 80mm | 最も主流のサイズ。デスクトップPCで主に使える |
| M.2 Type 2260 | 22mm × 60mm | このサイズのSSDは極めて少なく、必要とされるシーンは少ない |
| M.2 Type 2242 | 22mm × 42mm | ノートPCや産業用途など、小型化が優先される場合に使われる |
表の3つ以外のサイズもあります。使えるサイズは、機器(マザーボードやノートPC)の仕様で確認してください。
NVMeとSATAの違い
| NVMe | SATA | |
|---|---|---|
| 特徴 | 読み書きの高速なデータ転送が特長。主にPCI Express接続で、SSD側のNVMeコントローラーが高速な転送を行う | M.2が普及し始めた初期に一般的だった接続方法 |
| 互換性 | 端子が似ているが、NVMeとSATAは別の通信規格で、端子の形状も異なり、互換性はありません | |
バッファローの説明では、M.2 SSDは端子部の切り欠きで、2つの接続の種類(NVMeとSATA)を判断できる仕様で、主にストレージに使われる端子は、B Key・M Key・B&M Keyの3種類です。マザーボードのスロット側の規格と、SSD側の規格が一致しないと動作しない、とされています。Keyは端子の形の区分で、NVMeかSATAかは、商品ページの「インターフェース」欄などの記載で確認し、スロット側の仕様表と見比べます。
価格は、製品ごとに違います。バッファローは、NVMeは価格が高め、SATAは発売時期が古い商品が多く容量あたりの単価が高くなる傾向がある、と説明していますが、実際の価格は商品ページで比べてください。
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PCIeの世代(Gen3・Gen4・Gen5)
NVMe SSDの商品ページには、「PCIe Gen4対応」「PCIe Gen5x4」のような表記があります。バッファローのキオクシア製SSDの一覧にも、Gen4対応とGen5対応の製品があり、速度も異なります。ただし、速度の数値は特定のテスト環境で得られた結果で、すべての環境で同じ結果が出る保証はありません。マザーボードのM.2スロットがどのPCIe世代に対応しているかは、マザーボードの仕様表で確認します。世代が合わない場合の動作は、マザーボードとSSDの仕様で確認してください。
発熱への対処
M.2の高速なデータ転送は大きな電力を消費するため、発熱が原因で転送速度が落ちることがあります。バッファローは、そんなときはヒートシンクなどをしっかり取り付けて、発熱を抑えるよう案内しています。取り付けられるスペースは、パソコン(マザーボード)の仕様で確認してください。
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買う前の確認の順番
- マザーボード(ノートPCなら本体の仕様)のM.2スロットの数・対応規格(NVMe/SATA)・対応サイズを確認する
- SSDのサイズ(2280など)と、NVMeかSATAかを確認する
- PCIeの世代(Gen3/Gen4/Gen5)が、スロットとSSDで合っているかを確認する
- 発熱が気になる使い方(長時間の書き込みなど)なら、ヒートシンクの有無と取り付けスペースを確認する
- パソコン以外の機器(ゲーム機など)で使う場合は、その機器の対応条件を、メーカーの案内で確認する
当サイトのSSDの記事
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- Silicon Power 2TB SSD(PS5対応)
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パソコンの部品の対応はマザーボードとCPUの対応、パソコン本体の確認はWindows 11の要件の確認で説明しています。
まとめ
- M.2は端子の形の規格。サイズ(2280が主流)と、NVMe・SATAの規格が、スロットと合っていないと動かない
- NVMeとSATAは別の規格で互換性がない。どちらかは商品ページの「インターフェース」欄で確認し、スロットの対応と見比べる
- 高速なNVMe SSDは発熱で速度が落ちることがある。ヒートシンクを使う


