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Windows 11の要件と確認方法|TPM 2.0・メモリ・ストレージ・PC正常性チェック

パソコンが Windows 11 に対応しているかは、プロセッサ・メモリ4GB以上・ストレージ64GB以上・UEFI(セキュアブート対応)・TPM 2.0・DirectX 12対応のグラフィックスなどの条件で決まります。新しいパソコンを買うときも、手元のパソコンを Windows 11 にしたいときも、まず条件に合うかを確認します。確認には、Microsoftの「PC 正常性チェック」アプリが使えます。

この記事では、Microsoftの公式ページをもとに、最小システム要件と、TPM 2.0の確認方法をまとめます。

(確認元:Microsoft Learn「Windows 11 の要件」(最終更新2026年7月14日)、Microsoft「Windows 11 の仕様とシステム要件」「互換性のある PC 用の Windows 11 を入手する方法」、Microsoft サポート「トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)とは」「Enable TPM 2.0 on your PC」。確認日:2026年10月27日)

最小システム要件

項目 要件
プロセッサ 互換性のある64ビットプロセッサ、またはシステム上の2つ以上のコア(SoC)で、1GHz以上
メモリ 4GB以上
ストレージ 64GB以上の使用可能なディスク領域(更新や機能によって、さらに多くの容量が必要になる場合があります)
システムファームウェア UEFI、セキュアブート対応
TPM トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)バージョン2.0
グラフィックスカード DirectX 12以降に対応し、WDDM 2.0ドライバーに対応
ディスプレイ 高解像度(720p)、9インチ以上のモニター、カラーチャネルあたり8ビット
インターネット接続 更新プログラムの実行と、一部機能のダウンロードに必要。Windows 11 Homeは、最初の使用時にデバイスのセットアップを完了するために、インターネット接続とMicrosoftアカウントが必要

プロセッサは、「互換性のある」64ビットプロセッサが条件で、Microsoftは対応するプロセッサを公開しています。1GHz以上・2コア以上でも、対応していない世代のCPUは、条件を満たしません。古いCPUを使った中古・整備済みのパソコンは、CPUが対応しているかを必ず確認してください。

これらは「最小」の条件です。使いたい機能によっては、さらに条件があります(たとえば、Auto HDRにはHDRモニター、DirectStorageにはNVMe SSDとシェーダーモデル6.0対応のDirectX 12 GPU、Wi-Fi 6EにはWi-Fi 6E対応のルーターが必要です)。

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Windows 10からアップグレードする場合

Microsoftの案内では、Windows 10のサポートは2025年10月14日に終了しました。さらに時間が必要な場合は、2027年10月12日まで、対象となるWindows 10パソコンで拡張セキュリティ・アップデート(ESU)プログラムを利用できます。

Windows 11へ直接アップグレードするには、対象のWindows 10デバイスが次の両方を満たす必要があります。

  • Windows 10 バージョン2004以降を実行している
  • 2021年9月14日以降のセキュリティ更新プログラムをインストールしている

Sモードで動いているWindowsは、Windows 11 Homeだけが対応しています。他のエディションをSモードで使っている場合は、アップグレードの前にSモードを切り替えます。一度切り替えると、後からSモードには戻せません。

PC 正常性チェックでの確認

MicrosoftのPC 正常性チェックは、パソコンがWindows 11へアップグレードするための最小システム要件を満たしているかを教えてくれるアプリです。満たしていない場合は、その理由が表示されます。ただし、このアプリはグラフィックカードとディスプレイは確認しません。上の表のグラフィックスとディスプレイの条件は、自分で確かめます。

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TPM 2.0の確認方法

TPMは、暗号化の鍵を安全に保存するためのチップ(またはプロセッサ内の機能)です。Microsoftによると、最近のほとんどのPCには搭載されています。確認の方法は2つあります。

  1. Windows セキュリティで確認する:「Windows セキュリティ」アプリの「デバイスのセキュリティ」を開き、「セキュリティ プロセッサ」の項目を確認します。「セキュリティ プロセッサの詳細」の「仕様バージョン」が2.0であることを確かめます。2.0未満なら、Windows 11の要件を満たしていません
  2. tpm.mscで確認する:Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、tpm.mscと入力してOKを押します。TPMが使える状態なら、「TPM製造元情報」の「仕様のバージョン」を確認し、2.0であることを確かめます

「セキュリティ プロセッサ」の項目が見つからない場合や、「互換性のあるTPMが見つかりません」と表示される場合は、TPMがあってもオフになっている可能性があります。TPMの設定はUEFI(BIOS)で管理されていて、機種によって異なります。Microsoftの案内では、「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」→「今すぐ再起動」を選び、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」→「再起動」で設定画面に入ります(Windows 10の画面の表記です。画面の名前は、バージョンによって違う場合があります)。設定項目は、「詳細」「セキュリティ」「Trusted Computing」などのメニューにあることがあり、名前も機種によって違うため、パソコンメーカーのサポート情報を確認してください。

パソコンを買う時に確認すること

  • Windows 11に対応しているモデルか(最初からWindows 11が入っているか)
  • メモリは4GB以上か、ストレージは64GB以上の空きを取れるか(要件の最小値です。使い方によって余裕を見ます)
  • 中古や整備済み品は、TPM 2.0とUEFI(セキュアブート)に対応しているか

当サイトでは、次のようなパソコンの記事があります。各製品が、Windows 11の条件(CPUを含む)を満たすかは、商品ページやメーカーの情報で確認してください。

SSDの規格はSSDの規格の見分け方、パソコンの部品の対応はマザーボードとCPUの対応で説明しています。

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まとめ

  • Windows 11の最小要件は、メモリ4GB以上、ストレージ64GB以上、UEFI(セキュアブート)、TPM 2.0、DirectX 12対応のグラフィックスなど
  • PC 正常性チェックでパソコンの対応を確認できるが、グラフィックカードとディスプレイは見ない
  • TPMはWindows セキュリティかtpm.mscで確認する。オフの場合はUEFI(BIOS)で入れる