この記事の信頼性について
この記事は、編集部が実機を(またはメーカーから機材を借りて)検証した上で執筆しています。
仕様情報だけでなく、実際に使って感じたリアルな評価をお届けします。
- ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMS MP3 WMA AAC WAV FLAC対応 USB iPod Bluetooth KENWOODを自腹レビュー!選んだ理由と第一印象
- 【音質レビュー】ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMSの音質を実機で徹底検証
- 【操作性レビュー】ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMSの操作性は実際に使ってどうだったか?
- 【競合比較】ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMS vs パイオニア FH-8500DVS どっちを買うべき?
- 【結論】ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMSのデメリットと、おすすめできる人・できない人
ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMS MP3 WMA AAC WAV FLAC対応 USB iPod Bluetooth KENWOODを自腹レビュー!選んだ理由と第一印象

選んだ理由は音声操作対応と多彩な音楽再生対応
私は普段から車内で音楽を楽しむことが多く、特にスマートフォンとの連携や操作のしやすさを重視してカーオーディオを選んでいます。
ケンウッドのDPX-U760BMSを選んだ大きな理由はAmazon Alexaの搭載で、音声操作を使いたかったからです。
走行中でもハンズフリーで音楽再生や情報検索ができる点は安全性の面でも魅力的でした。
また、MP3だけでなくWMA、AAC、WAV、FLACなど多種多様な音声ファイルフォーマットに対応していることも決め手の一つでした。
実際に音質の劣化を気にせず原音に近い再生を求めていたので、96kHz/24bit対応のFLAC対応は専門的にも嬉しいポイントでした。
ケンウッド DPX-U760BT 2DINレシーバー最新性能徹底解説 も参考にしてください。
第一印象:操作の快適さと高音質を体感
実際に1週間使用してみて、まず音声操作は期待以上でした。
車内で「アレクサ」と話しかけるだけでニュースや天気をサッとチェックでき、音楽の再生もスムーズで特に操作ボタンに触れずに済む利便性は運転に集中できて大変良い体験です。
Bluetooth接続も安定し、iPhoneとの連携で高音質のAACコーデックが使われているため、ワイヤレスでも充実した音質を楽しめました。
一方で、USB給電が1.5Aと十分なためスマホの充電も安心して行え、長距離ドライブ時には重宝しています。
特徴的なハンズフリー通話機能も音声がクリアで、実際の通話でストレスなく使えましたが、着信応答のレスポンスは若干タイムラグを感じました。
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【音質レビュー】ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMSの音質を実機で徹底検証

実際にケンウッドの2DINレシーバー DPX-U760BMSを1週間車内で使ってみて、音質面で感じたことを具体的に解説します。
高音質な音楽再生がウリの一つですが、日常のドライブシーンにおいてどのように響くのか、自分の体験を踏まえてご紹介します。
クリアでバランスの良い中高音域の再現性
まず驚いたのは中高音域のクリアさです。
普段映画やポップスを再生していますが、ボーカルや楽器の細かなディテールがしっかり伝わってくるのは好印象でした。
特にAACやFLAC対応の恩恵か、原音に忠実な印象が強く、曇りなく明瞭な音が車内で再現されます。
中高音の抜けが良く、ドライブ中に疲れにくいサウンドでした。
J-POPやアコースティック系の楽曲との相性も良いと感じました。
低音の迫力は一定レベル。ただし好みは分かれるかも
一方で、低音の再現については使用スピーカーとの相性が影響する印象です。
DPX-U760BMS自体はナチュラルな低音を意識したチューニングで、無理に強調することなく自然なリズム感を維持しています。
重低音好きの方にとってはやや物足りなく感じるかもしれませんが、音楽のバランスを重視するユーザーには安心感のある音場形成です。
バスやビート感は潰れずクリアなため、音楽の細部まで楽しみたい方に適しているといえます。
ケンウッド 12cmハイレゾスピーカー KFC-RS125の性能比較 も参考にしてください。
Bluetooth接続時の音質は概ね良好だが環境に左右される
BluetoothでiPhoneと接続して使ってみましたが、高音質コーデックAAC対応のおかげで有線に近いクリアさを感じられました。
ただ、自宅の駐車場など電波環境が良くない場所では若干ノイズが入ることもありましたので、スマホの配置や周囲の環境に注意するとより安定した再生が可能です。
通話時の音声もクリアで、ハンズフリーボタンの使いやすさも体験しましたが、通話中に音楽が自動で停止する仕様は便利に感じました。
まとめ:音質は総じて高評価。拘りのユーザーに適したサウンド
1週間使った限り、ケンウッド DPX-U760BMSの音質は期待以上で、原音を尊重したクリアでバランスの良い音づくりでした。
特にFLAC音源をUSB経由で再生した際の情報量と忠実度は満足度が高く、日常のドライブを豊かに彩ってくれます。
音質面での大きな不満はなく、シンプルに音楽を楽しみたい方や初めて高音質カーステレオを導入する方におすすめできます。
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【操作性レビュー】ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMSの操作性は実際に使ってどうだったか?

直感的に使えるインターフェース
ケンウッド DPX-U760BMSを1週間使用して特に感じたのは、その操作インターフェースのわかりやすさです。
カーオーディオとしての基本操作は、画面上のメニューと物理ボタンの組み合わせで行いますが、ボタン配置が合理的で慣れやすく、走行中でも迷うことなく操作できました。
特にボリューム調整や曲送りは大きなダイヤルとボタンで扱いやすく、安全面での配慮も感じられます。
音声アシスタントAlexaの起動も専用ボタンまたは声かけでスムーズに行え、手を使わずに音楽再生や情報取得が可能です。
普段使いのストレスはほぼなく、初めての方でも短時間で慣れられる操作性だと評価できます。
Bluetoothとスマート連携の快適度
Bluetooth接続によるスマホ連携も体感してみましたが、接続安定性が高く、音切れや途切れによるストレスはほとんど感じませんでした。
AACコーデック対応による高音質再生も実感でき、普段聴く音楽のクオリティアップが図れました。
また、ハンズフリー通話機能も実用的で、音楽再生中にワンプッシュで電話に切り替えられる点は非常に便利です。
連絡先プリセット機能もあるため、頻繁にかける相手にはすぐアクセスできました。
一方で、操作感が若干シンプルに振っているため、高度な音響設定を頻繁にいじりたい方には物足りないかもしれませんが、日常使いから見れば十分に快適な操作環境です。
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【競合比較】ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMS vs パイオニア FH-8500DVS どっちを買うべき?
音楽再生体験:ケンウッドのFLAC対応とBluetooth性能
ケンウッド DPX-U760BMSを1週間使って特に感心したのは、原音に近いクリアな音質の実現です。
96kHz/24bitまで対応するFLACファイルの再生は、スマホやUSBからのワイヤレスストリーミングよりも明確に音の深みが増し、元の音源の繊細さが活かされているのを実感しました。
Bluetooth接続も安定しており、高音質コーデックAACに対応しているため、iPhoneやAndroid機種でも満足のいくサウンドが得られます。
一方、パイオニア FH-8500DVSはBluetooth性能は良好ながらも、音質面でややドライな印象でした。
特にFLAC再生時の音の表現力に若干の差を感じ、オーディオ品質重視ならDPX-U760BMSに魅力を感じます。
操作性とスマート機能の違い
ケンウッドのDPX-U760BMSは「Amazon Alexa」搭載により、音声操作で音楽再生や天気情報の取得がスムーズでした。
専用ボタンか「アレクサ」と話しかけるだけで起動し、運転中の操作ストレスが軽減されるのが大きなメリットです。
これに対してパイオニア FH-8500DVSは直感的な操作パネルで使いやすさはありますが、音声アシスタント連携はなく、スマート機能を多用するユーザーには少し物足りなさがありました。
またケンウッドのハンズフリー通話機能は通話開始が一押しでできる利便性が光り、安全面でも安心感があります。
デザインと取付けの経験
外観は両機種ともに2DIN標準サイズで車種を選ばず違和感ありませんが、ケンウッドはシンプルながらも操作ボタンが押しやすく、見た目もやや洗練されている印象。
セットアップは配線やBluetoothペアリングともにスムーズに進みました。
パイオニアFH-8500DVSは多機能を追求したぶん若干初期設定がやや複雑に感じましたが、一度慣れれば使いやすいです。
総じて、音質と音声アシスタントの利便性を重視するならケンウッド DPX-U760BMSが、直感操作と実績のある安定性を優先するならパイオニア FH-8500DVSが検討に値すると言えます。
用途や好みによって選択するのがおすすめです。
【結論】ケンウッド 2DINレシーバー DPX-U760BMSのデメリットと、おすすめできる人・できない人

実際に使って感じたデメリット
ケンウッドの2DINレシーバーDPX-U760BMSを約1週間使ってみて、まず感じたのは音質や操作性の高さです。
しかし、使い勝手に関しては細かい不満もいくつかありました。
一つは、Amazon Alexaの音声認識が車内の騒音に左右されやすい点です。
実際に運転中に使う際、道路の交通音やエンジン音で認識精度が少し下がることがありました。
また、Alexa起動ボタンは便利ですが、走行中に誤作動や押し間違いが起こる場面があり、設置位置によっては操作しづらく感じます。
さらに、USB充電出力は1.5Aですが、スマートフォンの高速充電には不十分なこともあります。
急速充電を期待するユーザーには多少物足りなさを感じるかもしれません。
こんな人におすすめできる理由
一方、音楽再生にこだわる方や利便性を重視する方には非常におすすめできるモデルです。
ハイレゾ音質に近いFLAC対応は、原音に忠実な音楽体験を求めるユーザーに好評でした。
BluetoothのAACコーデック対応でワイヤレス接続時の音質が良く、ハンズフリー通話の音質もクリアでしたので、スマホ連携を日常的に使う方にとっては大きなメリットです。
また、『アレクサ』を用いた音声操作は慣れればかなり便利で、運転中の安全性を保ちつつ音楽や情報アクセスが可能です。
操作のしやすさや画面の見やすさもポイントで、初めてカーナビやレシーバーを交換する人でも扱いやすいでしょう。
こういう人にはおすすめしにくいポイント
逆に、車内の静音性が低い環境や高速充電を必須とするユーザーにはおすすめしにくいです。
音声認識の性能が環境によって変動する点は注意が必要ですし、Alexaに対応しているとはいえ、全ての声かけ操作が完璧にスムーズとは言い切れません。
また、最新モデルの中にはより多機能で高出力USBポートを備える製品もあり、こうしたスペックを重視する人は他製品を検討する価値があります。
総じて言えるのは、DPX-U760BMSは音質と利便性のバランスが良く、コストパフォーマンスも優秀なモデルです。
ボイスアシスタントを車内で積極的に使いたい方、スマホ連携を重視する方には使い勝手の良い選択肢になるでしょう。
- 本記事は編集部の体験・検証に基づき、メーカー公式情報を参照して執筆しています。
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