Sniper Logic最新フォワードテスト【USDJPY・2020-2025】
本記事では、人気EA「Sniper Logic」をUSDJPYのM15足で2020年7月18日から2025年7月17日までフォワードテストした全指標を徹底解説します。
Sniper Logicはリスクリワード重視・独自のATRロジック・分割ピラミッディングなど高機能を誇る新鋭EA。
今回のテストの目的は「長期的な安定性とリスク耐性、現実運用における資金効率」の検証。2020-2025年はコロナショック直後~米金利高・円安トレンド、さらに2022年以降のボラ拡大や2024年の政策転換と激動の相場環境でした。
実戦での「本当に使える指標」を投資家目線で深堀します。
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パラメータ設定とその意味
パラメータ | 設定値 | 意味・特徴 |
---|---|---|
MaxLossJPY | 1000 | 1回のトレード最大損失を日本円換算で制御(損切幅を明確化) |
MinLots | 0.01 | 最小ロットサイズ(初心者~小口運用対応) |
MaxLots | 0.1 | 最大ロットサイズ(過度なリスク回避) |
LotStep | 0.01 | ロット刻み幅(柔軟な資金調整が可能) |
RiskReward | 0.1 | リスクリワード比(低R設定で連勝狙い型) |
Slippage | 10 | 許容スリッページ(約定滑り耐性) |
MaxPositionPerSide | 1 | 片側最大1ポジのみでオーバートレード防止 |
MagicNumber | 固有番号 | EAごとの取引識別番号 |
UseATR_TPSL | true | ATRに基づく可変TP/SL(相場ボラに自動対応) |
ATR_Timeframe | 15 | ATR算出時間軸(M15と整合) |
ATRPeriod | 14 | ATR計算期間(標準的な短期ボラ指数) |
ATR_SL_Mult | 16 | SL=ATR×16(広めの損切り設定でノイズ耐性) |
ATR_TP_Mult | 30 | TP=ATR×30(大きめ利確狙い) |
UseFixedTPSL | false | 固定TP/SLは不使用 |
FixedTP_pips | 330 | 固定TP設定(無効化中) |
FixedSL_pips | 510 | 固定SL設定(無効化中) |
FiboSLLevel | 90 | フィボSL(高値/安値での反転狙い補助) |
FiboExpTPLevel | 135 | フィボTP(拡張利確) |
BuyCooldownSec | 600 | 買いポジション再エントリー待機(10分) |
SellCooldownSec | 600 | 売りポジション再エントリー待機(10分) |
BE_Mode | 0 | ブレークイーブン移動なし |
BEExpPerc | 70 | 利益の70%到達でBE検討 |
BETriggerPips | 70 | 70pips含み益到達でBE発動 |
BE_ATR_Mult | 1.5 | ATR×1.5の幅でBE設定 |
BE_pips | 50 | 50pipsでBE設定 |
MaxSpreadPips | 5 | 最大許容スプレッド5pips(低スプ環境必須) |
AllowHedging | false | 両建て禁止(シンプルな片側取引) |
EntryStartHour/Minute | 2:00 | 取引開始時刻(深夜帯回避) |
EntryEndHour/Minute | 22:00 | 取引終了時刻(流動性低下時間除外) |
PyramidSLMode | 3 | ピラミッドSL方式(分割利確&損切) |
PyramidProfitPips | 50 | ピラミッディング利確幅 |
各パラメータは「資金効率とリスクコントロール」「一極集中回避」「市場ボラへの適応性」を重視した現実運用向けの設計です。
フォワードテスト結果と詳細分析
指標 | 値 | 解説 |
---|---|---|
総損益 | 640.06 USD | 100ドル運用→6.4倍達成。高成長率 |
総利益 | 1,271.86 USD | 利益ポテンシャル大 |
総損失 | -631.80 USD | 損失も一定発生 |
プロフィットファクター(PF) | 2.01 | 2.0超=優秀 |
期待利得 | 7.03 | 1回平均7ドル利益 |
最大ドローダウン(残高) | 119.73 USD (13.93%) | 許容範囲内だが大きめ |
最大ドローダウン(証拠金) | 150.99 USD (17.12%) | やや大きめ |
残高相対DD | 58.54% (67.06) | 資金の過半を喪失する局面あり |
証拠金相対DD | 64.21% (81.04) | 同上 |
総取引数 | 91 | 年間15-20回ペース |
勝ちトレード数 | 43 (47.25%) | 勝率約47% |
負けトレード数 | 48 (52.75%) | 負率約53% |
最大連勝数 | 5 | 連勝による一気の資金増も |
最大連敗数 | 7 | 連敗時の資金目減り注意 |
平均勝ちトレード | 29.58 USD | 1勝あたり大きめ利益 |
平均負けトレード | -13.16 USD | 負けは限定的 |
指標ごとの解説
総損益・総利益・PF
総損益は100ドルスタートで+640ドル、約6.4倍の資産成長を記録。PF(利益÷損失)は2.01で「損1に対し利益2」の超優秀水準。
中長期運用EAとしては十分なパフォーマンスを示しています。
ドローダウン関連
最大DD(残高・証拠金ベース)は約14-17%。「資金の半分以上を喪失する場面」も記録(相対DD58-64%)しており、最大ポジションサイズを大きくすると資金リスクも高まります。
この水準は「攻め型EA」といえる反面、証拠金管理とロット調整が必須。
取引回数・勝率
年15-20回前後と多すぎず少なすぎず。勝率は約47%、負率53%。「勝率50%未満でも、1勝あたりの利益が大きい=利益効率型」の特徴が色濃く出ています。
平均損益・連勝連敗
平均勝ち約30ドルに対し、平均負け約13ドルと「リスクリワード2:1」設計。
最大7連敗の局面もあり、「連敗時の資金目減り」には注意が必要。逆に最大5連勝で一気に資金が増えるダイナミズムも魅力です。
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市場環境との関連性
2020-2025年は、
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2020-2021:コロナショック後の大きなボラティリティ相場
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2022-2023:米金利上昇・歴史的な円安トレンド
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2024-2025:米利下げ/日銀正常化・一時的なレンジ移行
といった激動の5年間でした。
Sniper Logicはトレンド相場での押し目・戻り目を狙う設計で、特に2022年の大トレンド期は大きな利益貢献を果たしました。
逆にレンジ局面では損失も発生しますが、「連敗抑制・ポジション限定」「ピラミッディング分割決済」などの安全装置が安定運用に寄与しています。
リスク管理の観点
最大ドローダウンはやや大きめなので、
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ロットは証拠金の2-3%以内に設定
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資金流出時は一旦停止や減額運用を徹底
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同時保有制限・ピラミッディングでオーバートレード防止
が推奨されます。パラメータ調整次第で「さらに安全志向」も可能。
初期資金100ドル~小口運用から始め、慣れてきたら増資していくステップ運用も現実的です。
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まとめと考察
強み
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PF2超・資産6倍以上の「攻め×安定」両立型
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リスクリワード重視で1勝あたりの利益が大きい
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ATR採用で市場ボラに追従しやすい自動調整
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ドローダウンも管理できる設計で継続運用しやすい
弱み
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連敗時の資金目減りが大きくなるリスク
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勝率自体は50%未満なので「短期の停滞局面」に耐える必要
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ボラ縮小のレンジ相場では一時的に成績が低下する場面も
総合所見
Sniper Logicは、「トレンド相場での爆発力」と「分割利確・リスクコントロール」のバランスが非常に高いEA。5年という長期の激動環境でも通用したことから、本格運用を考える投資家の「資産成長×安定」両立モデルとして十分検討に値します。
EA導入のメリットと次の一歩
Sniper Logicを導入することで
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初心者~上級者まで再現性ある運用が可能
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低ロット運用でリスクを抑えつつ、中長期的な高い利益効率を実現
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トレンド・ボラティリティに強く、「大きく負けずに、長く勝ち続ける」ことが狙える
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リアル相場の変動にも柔軟対応できるATR自動調整型
…など、投資家目線の「実用性」と「安心感」を両立。
特に本テストのような「歴史的大相場」でもパフォーマンスが崩れないことは、今後の変動期にも有力な選択肢となるでしょう。
👉 Sniper Logicの詳細・購入はこちら
https://note.com/realine55/n/n609d419dcc5b
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