エクセルでふりがなを表示するには、セルを選んで「ホーム」タブの「ふりがなの表示/非表示」(「亜」に小さく「ア」と書かれたボタン)を押します。別のセルにふりがなだけを取り出すなら、PHONETIC関数を使います。
ただし、ふりがなはキーボードで入力した時の読みが記録されたものです。コピーして貼り付けた文字や、他のシステムから取り込んだ文字には読みが無いため、PHONETIC関数は漢字のまま返します。数式で作った文字の場合は、空白が返りました。読みが無い時は、ふりがなを付け直す必要があります。
(確認環境:Microsoft 365 のエクセル(Windows・日本語版)。関数の結果は実際のエクセルで確認し、画面の表記はOffice本体の文字列とMicrosoft公式のヘルプで確認しています。2026年10月)
セルの上にふりがなを表示する
- ふりがなを表示したいセルを選びます
- 「ホーム」タブ →「フォント」グループの「ふりがなの表示/非表示」を押します
セルの文字の上に、小さくふりがなが表示されます。同じボタンをもう一度押すと消えます。初期設定では、ふりがなは非表示でした。
ふりがなを表示すると、行の高さが高くなります(試したところ、15.75 から 24.75 ポイントに変わりました)。表のレイアウトが崩れる時は、印刷用のシートだけで表示するなど使い分けてください。
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PHONETIC関数でふりがなを取り出す
名前がA2にある場合、別のセルに次の数式を入れます。
=PHONETIC(A2)
実際に試した結果です。
| A列の文字の入り方 | PHONETIC関数の結果 |
|---|---|
| 読みの情報がある(キーボードで入力した文字) | ヤマダタロウ(初期設定はカタカナ) |
| 読みの情報がない(貼り付け・取り込みで入れた文字) | 山田太郎(漢字のまま) |
数式の結果の文字(例:="山田"&"太郎") |
(空白) |
名簿をCSVやシステムから取り込んだ場合、PHONETIC関数で読みが出ないのはこのためです。エクセルの不具合ではありません。
ひらがなで表示する
- ふりがなを変えたいセル(元の漢字のセル)を選びます
- 「ホーム」タブの「ふりがなの表示/非表示」の右の▼を押し、「ふりがなの設定」を開きます
- 「ふりがな」タブの「種類」で「ひらがな」を選んで「OK」を押します
試したところ、PHONETIC関数の結果も「やまだたろう」に変わりました。PHONETIC関数は元のセルの設定に従うので、設定を変えるのは関数のセルではなく、元の漢字のセルです。
同じ画面で、ふりがなの配置(左寄せ・中央揃えなど)や、フォントの大きさも変えられます。
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ふりがなが違う・出ない時に直す
読みが間違っている時や、貼り付けた文字で読みが無い時は、ふりがなを編集します。
- 直したいセルを選びます
- Shift+Alt+↑を押します(「ふりがなの表示/非表示」の▼のメニューからも編集できます)
- 文字の上にふりがなの入力欄が出るので、正しい読みを入力してEnterを押します
人名や地名は、入力した時の変換の都合で読みが違って記録されていることがよくあります。名簿として使う前に、ふりがなを表示して確認してください。
件数が多い場合は、取り込む前の元データに読みの列(フリガナの列)があれば、それを使う方が確実です。
まとめ
- セルの上に出すなら「ホーム」→「ふりがなの表示/非表示」
- 別のセルに取り出すなら
=PHONETIC(セル)。貼り付けた文字は読みが無く、漢字のまま返る - ひらがなにするなら、元のセルの「ふりがなの設定」で「ひらがな」
- 読みの修正は Shift+Alt+↑
取り込んだCSVが文字化けしている時は、エクセルでCSVが文字化けした時の解決方法を先に確認してください。

