検証トレードの再現で勝てないのはカーブフィッティングが原因?
FXや株式のトレードを行っていると思うように利益が出ない事は誰にでも有るし、殆どの人はそうなっていると思います。
そういった時は、過去のトレードを検証(バックテスト)して自分に合う勝てるエントリースタイルの確立を目指すと思います。
ところが、トレード検証を行い「これでやっていこうと!」と思って実際にトレードを行ったとしても殆どの人は検証通りの結果は出ないと思います。
原因は色々と有ると思いますが、その一つが「カーブフィッティング」と言われています。
そこで今回は「カーブフィッティング」について解説していきます。
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カーブフィッティングを知れば検証が楽になるかも
カーブフィッティングというワードをはじめて聞いた人や、イマイチわからない人はカーブフィッティングを知る事でどうなれるのか?触れておこうと思います。
カーブフィッティング=過剰な最適化
そもそもカーブフィッティングとはどういったものかを解説しておきます。
カーブフィッティングは日本語では「曲線あてはめ」と言います。
例えば、FXで一つのエントリールールで数十回・数百回トレードを行っても絶対に同じ結果にはならな事はどのトレーダーも周知だと思います。
その理由は色々有りますが、経済指標だったりファンダメンタルズだったり時間的優劣など色々なものが重なり合ってバラつきが出ます。
そのバラつきを考慮した上で勝てるようになる為に、エントリールールを更に最適化していきます。
そしてまたバラつきが出て、更に更に最適化して…といった無限ループにハマり最後はエントリーポイントが無くなって勝てなくなります。
この無限ループにハマる事をFXにおける「カーブフィッティング」と言います。
カーブフィッティングから抜け出す方法がわかる
そこで過去トレード検証の過剰な最適化から生まれる「カーブフィッティング」から脱出する為の以下の方法をこれから解説していきます。
様々な期間で検証する
条件は出来るだけシンプルに
これから長くトレーダーとして生きて行こうと考えている人は参考になると思います。
時間が有れば是非読んでみてください!
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カーブフィッティングから抜け出す方法3選
トレード検証の過剰な最適化によるカーブフィッティングにハマってしまっても自身で気づく事は難しいと思います。
しかし、以下に気を付けながらトレード検証を行えば仮にカーブフィッティングに陥ってたとしても自然と解消できるかもしれません。
①検証回数は多ければ多い程OK
トレード検証はデータ分析の観点から言うと最低30回は必要と言われています。
個人的にはFXのトレード30回はスイングトレードとかだと数週間や数ヶ月での期間になりますが、スキャルピングやデイトレードだと数日程度の期間にしかならないと思います。
なので、数週間や数ヶ月の期間の中で出来る限り検証を行う方がおすすめです。
ただし、数年単位などあまりのも長い期間で検証をしてしまうと、データが古すぎて最適化に失敗してしまうので注意しましょう。
あくまでも程よい長さの期間で検証回数多めに検証する事が大事です。
②様々な期間で検証する
検証は一定の間隔をあけながら色んな期間や通貨で行う事でカーブフィッティングを防ぐ事ができると言われています。
限定された期間での検証だと日々変わるチャートの変化に対応しにくくなってくると思います。
なので、一定の間隔を取りながら様々な期間で検証しましょう。
③条件は出来るだけシンプルに
エントリールールを細かくしすぎるとカーブフィッティングに陥りやすくなります。
著名なトレーダーになればなるほどエントリールールはシンプルだと良く言います。
シンプルなルールは応用が利くからだと言われています。
トレードをやればやるほど知識が増えていろいろな条件をつけて勝てなくなってしまうのはこのカーブフィッティングにハマってしまってるのかもしれませんね。
なのでエントリールールを細かくしすぎない様に注意してみましょう。
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カーブフィッティングを知った上でもう一度トレード検証やってみよう
トレード検証をやっていて最適化しすぎた時に陥るカーブフィッティングについて解説しました。
様々な期間で検証する
条件は出来るだけシンプルに
ここで解説した3つを理解した上でトレード検証を行えば今まで見えていなかった気づきと出会うかもしれません。
是非、試してみてください!
トレードスタイルに迷った時の頼れるテクニカル指標は…?
トレードを初めてまだ日が浅い人は色々なインジケーターやオシレーターを試していると思います。
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