ワードの変更履歴を消すには、「校閲」タブ →「承諾」の▼ →「すべての変更を反映」を押します(変更を取り消して元に戻すなら「元に戻す」の▼から同様に選びます)。あわせて「変更履歴の記録」をオフにしないと、その後の編集がまた記録されます。
注意したいのは、表示を「変更履歴なし」に切り替えても、変更履歴は消えていないことです。そのまま人に渡すと、相手の画面で修正の跡が見えてしまいます。コメントも、変更履歴とは別に削除が必要です。
(確認環境:Microsoft 365 のワード(Windows・日本語版)。変更履歴の動きは実際のワードで確認し、画面の表記はワード本体の文字列とMicrosoft公式のヘルプで確認しています。2026年10月)
変更履歴を反映して消す手順
- 「校閲」タブを開きます
- 「変更箇所」グループの「承諾」の下の▼を押します
- 次のどれかを選びます
- 「変更を反映して変更履歴の記録を停止する」:全部反映し、記録もオフにする(人に渡す前はこれが確実)
- 「すべての変更を反映」:全部反映する(記録の設定は変わらない)
1つずつ確認しながら反映したい時は、変更箇所をクリックして「承諾」(取り消すなら「元に戻す」)を押します。「次へ」で次の変更箇所に移動できます。
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やってしまいがちな失敗(試した結果)
「元の文章です。」の先頭2文字を削除し、末尾に「追加した文。」を足した文書(変更履歴2件・コメント1件)で確かめました。
| 操作 | 変更履歴 | コメント |
|---|---|---|
| 表示を「変更履歴なし」の状態に切り替えた | 2件のまま | 1件のまま |
| その状態で保存して、開き直した | 2件のまま(記録もオンのまま) | 1件のまま |
| 「すべての変更を反映」を押した | 0件 | 1件のまま |
| コメントをすべて削除した | 0件 | 0件 |
表示の切り替えは「自分の画面での見え方」を変えるだけで、ファイルの中の変更履歴は残ったままでした。また、「すべての変更を反映」はコメントを消しません。
もう1つ、記録がオンのまま反映すると、次の編集がまた記録されます。反映した後に1文字足したところ、新しい変更履歴が1件できました。
コメントを消す
- 「校閲」タブの「コメント」グループで、「削除」の下の▼を押します
- 文書内のすべてのコメントを削除する項目を選びます
1件だけ消す時は、コメントを選んで「削除」を押します。
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人に渡す前の最終確認(ドキュメント検査)
変更履歴・コメントのほかに、作成者の名前などの情報も残したくない時は、ドキュメント検査を使います。
- 「ファイル」→「情報」→「問題のチェック」→「ドキュメント検査」を開きます
- 検査したい項目にチェックが入っていることを確認して「検査」を押します
- 「コメント、変更履歴、バージョン」などの項目に見つかったものがあれば、「すべて削除」を押します
ドキュメント検査で削除した情報は、後から元に戻せないことがあります。必要なら先に元のファイルを別名で保存してから実行してください。文書の保護がかかっていると、ドキュメント検査は実行できません。
変更履歴が勝手に記録される時
- 「変更履歴の記録」がオンになっている:「校閲」タブの「変更履歴の記録」ボタンが押された状態(色が付いている)なら、もう一度押してオフにします。Ctrl+Shift+Eでも切り替わります
- ファイルを開くと最初からオン:オンのまま保存されたファイルは、開いた時もオンでした。オフにして保存し直します
- オフにできない:変更履歴の記録を強制する保護(編集の制限)がかかっている可能性があります。保護をかけた人に解除を依頼してください
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まとめ
- 消すなら「校閲」→「承諾」▼ →「変更を反映して変更履歴の記録を停止する」
- 表示を「変更履歴なし」にしても履歴は残る。コメントは別に削除が必要
- 渡す前は「ドキュメント検査」で、変更履歴・コメント・個人情報をまとめて確認する
エクセルの変更履歴の確認方法はこちらの記事、ワードが編集できない時はワードが読み取り専用でしか開けない時の解除方法で解説しています。

