PR

MOS Excelの難易度は?合格点・試験時間・出題範囲を公式情報で整理

MOS(Microsoft Office Specialist)のExcel試験は、実際にパソコンでExcelを操作して答える実技試験(CBT方式)で、試験時間は50分です。合格点は科目ごとには公開されておらず、公式は「1000点満点で550点〜850点の範囲が目安」としています。

この記事では、MOS公式サイトに書かれている試験の内容を整理し、「難しいかどうか」を自分で見積もる方法をまとめます。合格率や「簡単・難しい」という評判は、公式の情報ではないため数字として載せていません。

(確認元:MOS公式サイト(オデッセイ コミュニケーションズ)の試験概要・よくあるご質問。2026年10月2日に確認しました。試験の条件や料金は変わることがあります)

MOS Excel 365(一般)の試験の中身

項目 公式サイトの記載
試験の形式 コンピューターを使った実技試験(CBT)。筆記試験はありません
試験時間 50分
出題形式 「マルチプロジェクト」。5個〜10個の小さなプロジェクトで構成され、1つのプロジェクトに1〜7個の小問があります
受験資格 必要な資格や条件はなく、どなたでも受験できます
受験料(一般価格) 12,980円(税込)。学割価格は9,680円(税込)
申し込み方法 「随時試験」または「全国一斉試験」
結果 試験が終わるとパソコンの画面に得点と合否が表示されます

「Excel 365」の試験は、常に最新のOfficeを使えるサブスクリプション「Microsoft 365 Apps」をもとにした試験です。MOS 365には、Excel・Word・PowerPoint・Outlookの試験があり、Accessの試験はありません。それぞれに「一般レベル(アソシエイト)」と「上級レベル(エキスパート)」があります。

スポンサードサーチ

出題範囲は5つの分野

Excel 365(一般)の出題範囲は、公式サイトで次の5つの分野に分けられています。

  1. ワークシートやブックの管理
  2. セルやセル範囲のデータの管理
  3. テーブルとテーブルのデータの管理
  4. 数式や関数を使用した演算の実行
  5. グラフの管理

上級レベル(エキスパート)の細かい範囲は、公式サイトの試験概要からリンクされている出題範囲のPDFで確認できます。

合格点は公開されていない

公式のよくあるご質問には、合格点について次の趣旨が書かれています。

  • 科目ごとの合格点は公開していない
  • 1000点満点で550点〜850点の範囲が目安(科目によってはこの範囲に当てはまらないものもある)
  • 合格点は試験問題の更新などで変わることがある

「700点で合格」のように1つの数字で紹介しているサイトもありますが、公式は1つの数字を示していません。「何点取れば安全か」が事前に分からないので、特定の点数をねらうより、出題範囲の操作を一通りミスなくできる状態にしておく、という準備になります。

自分にとって難しいかを見積もる方法

「難しいか」は、いまのExcelの使い方によって変わります。次の表は、5つの分野の名前から考えた確認項目の例です(実際の出題内容そのものではありません。正確な範囲は公式の出題範囲で確認してください)。自分の状態を確かめる目安に使ってください。

分野 確かめること
ワークシートやブックの管理 シートの追加・移動・コピー、表示・非表示、印刷の設定を、メニューの場所を探さずに操作できるか
セルやセル範囲のデータの管理 書式のコピー、データの並べ替え、セルの結合や解除、入力規則を一通り操作できるか
テーブルとテーブルのデータの管理 範囲をテーブルに変換して、並べ替えや抽出(フィルター)、集計行の表示ができるか
数式や関数を使用した演算の実行 SUM・AVERAGE・IFなどの基本関数と、絶対参照($)を、画面を見ながら迷わず使えるか
グラフの管理 グラフの種類の変更、要素の追加、軸やタイトルの設定ができるか

この確認で「普段の仕事で使っている」と言える分野が多いほど、準備は短くすむと考えられます。逆に、使ったことのない機能が多い分野は、そこだけ時間を取る必要があります。試験は50分で複数のプロジェクトを解くため、操作を知っていても、メニューの場所を探していると時間が足りなくなる点が実技試験の特徴です。

スポンサードサーチ

準備の方法は3つ

方法 向いている人 注意点
市販のテキスト・問題集で独学 普段からExcelを使っていて、自分で学習計画を立てられる人 実技試験なので、読むだけでなく実際にExcelを操作して練習する必要がある
講座を受ける 期限がある人、操作の確認や質問をしながら進めたい人 料金・学習期間は講座ごとに違う。申し込む前に公式で確認する
職場や学校の研修を使う 会社が資格取得を支援している人 対象科目や受験の条件は職場に確認する

独学か講座かの選び方は、MOSは独学で受かる?講座との違いと選び方で、学習時間の見積もりを含めてまとめました。

受験の流れ

  1. 受験する科目(Excel 365・一般など)を決める
  2. MOS公式サイトで、随時試験か全国一斉試験かを選び、会場と日時を予約する
  3. 受験する(実技試験・50分)
  4. 試験が終わった画面で、得点と合否を確認する

合格すると、デジタルの認定証が発行されます。紙の認定証は、2023年3月31日までの受験分で発行が終了しています。資格名を履歴書に書く方法は、MOS資格の履歴書への書き方にまとめました。

まとめ

  • MOS Excel 365(一般)は、実際にExcelを操作する実技試験で、試験時間は50分
  • 出題範囲は5つの分野。上級レベル(エキスパート)の範囲は公式のPDFで確認できる
  • 合格点は公開されていない(公式は1000点満点で550点〜850点が目安としている)
  • 難しさは普段のExcelの使い方で変わる。5つの分野で自分の状態を確かめてから、準備の方法を選ぶ