WordPressの最大アップロードサイズが2MBで困っていませんか?
WordPressでサイトを運営していて、大きめの画像や動画などのデータをアップロードする際に「このサイトのアップロードサイズ上限を超えています。」と表示されたことはありませんか?そんな時、皆さんはどうやって対処しますか?
「このサイトのアップロードサイズ上限を超えています。」と表示された
これは、一番初歩的な対処方法ですね。ペイントツールなどを使って、画像の解像度を小さくして保存すればその分、ファイルサイズも小さくなります。
もっと小さい画像を探してきてアップロードする
ペイントツールなどでリサイズする事ができないから、他の画像をアップロードする
最大アップロードサイズを引き上げる方法を探す
今回のメインとなる内容とマッチしていますね。この最大アップロードサイズを引き上げる方法を探して本サイトを訪れた方が多いと思います。このお悩みの参考となるかと思いますので、興味が有る方はご覧ください。
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最大アップロードサイズを変更する方法教えます
最後までお読みいただければ、WordPressの最大アップロードサイズを引き上げる方法を理解していただけるかと思います。その前に少し仕組みなどをお伝えしておかなければならないですね。
WordPressのファイルアップロードのデフォルト
世界中のWEBサイトの3割がWordPressで作成されていると言われているメジャーなCMSです。なので、デフォルトの仕組みは汎用性の高い仕様になっていて、極力サーバーに負荷をかけない仕様になっています。
そのため、一ファイル当たりのファイルサイズもデフォルトでは、2MBと小さめに設定されています。とはいえ、動画などもサイトに埋め込んでいく時代になりましたので2MBでは不足だという方が多いです。そういった方は、2MBを10MB→20MBと引き上げる方法を検討しないとならないです。
アップロードサイズは変更できるのか?
結論から言うと、WordPressの最大アップロードサイズを引き上げることはできます。しかも、案外簡単です。その方法も幾つかあるのですが、今回は簡単な方法で紹介しますので引き続きご覧ください。
最大アップロードサイズを変更するメリットとデメリット
WordPressの最大アップロードサイズを引き上げる事のメリットとデメリットですが、メリットはこれまでアップロードできなかった画像や動画をアップロードできるようになりますので、今よりもっとコンテンツ力の有るコンテンツを作成する事ができるようになるという事ですね。
逆にデメリットは?というと、大容量の画像や動画が沢山サーバー上に有ると、契約しているレンタルサーバープランの容量上限にすぐ達してしまいます。その為、容量に余裕の有るレンタルサーバーを契約しておく必要が有りますね。もし、今契約しているレンタルサーバーの容量が小さい場合はプラン変更やレンタルサーバーの変更を検討する事をお勧めします。
ちなみに私は、WordPress最強のエックスサーバーを使っています。

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最大アップロードサイズを変更する方法教えます
WordPressの「このサイトのアップロードサイズ上限を超えています。」を解消するためにアップロードサイズの上限を引き上げる方法を紹介します。今回は2種類有りますので、どちらか一方を試してみてください。おすすめは初めに紹介するコントロールパネルから操作する方法です。
cPnael(コントロールパネル)から変更する
MixHostやjetboyなどのクラウド型レンタルサーバーを使っている方は、cPanelというサーバー管理画面を見た事が有る方が多いと思いますが、このcPanelから変更する方法です。
- cPanelを開きます
- 「MultiPHP INI Editor」を探して押します
- 「基本モード」>「PHP INI の基本設定 の構成」のままで「場所を選択します」のプルダウンから最大アップロードサイズを増やしたいドメインを指定します
- 「post_max_size」の値を確認します。
- 「upload_max_filesize」の値を確認し、希望の最大アップロードサイズを入力します。その際に「post_max_size」の値内で入力します。「post_max_size」の値が小さい場合は、こちらも同時に変更します
- 「適用」を押せば完了
- WordPressのダッシュボードに戻ります
- 左メニューのメディア>新規追加を押します
- 「最大アップロードサイズ〇MB」の数値が増えていれば完了です
いかがでしたか?上手くできましたでしょうか!
エックスサーバーの独自コントロールパネルから変更する
WordPress最強のレンタルサーバーである、エックスサーバーは独自のコントロールパネルが用意されています。こちらの場合の変更方法を紹介します。
- エックスサーバーのサーバーパネルへログインしますサーバーパネル - ログイン | レンタルサーバーならエックスサーバー
- 下部の「php.ini設定」を押します
- 変更したいドメインを選択します
- ページ下の「その他の設定」を確認します
- 「upload_max_filesize」の値を確認し、希望の最大アップロードサイズを入力します。その際に「post_max_size」の値内で入力します。「post_max_size」の値が小さい場合は、こちらも同時に変更します
- 「確認画面へ進むを押します」
- 変更内容を確認後「変更する」を押します
- WordPressのダッシュボードに戻ります
- 左メニューのメディア>新規追加を押します
- 「最大アップロードサイズ〇MB」の数値が増えていれば完了です
いかがでしたか?上手くできましたでしょうか!基本的には、cPanelと同じ方法となりましたね。
.htaccessを直接編集して変更する
この方法はあまりお勧めはしていませんが、上級者向けで.htaccessファイルを編集する方法です。
- FTPで.htaccessファイルをダウンロードする
- メモ帳で開きます
- 以下のコードを追記します
memory_limit = 128M post_max_size = 50M upload_max_filesize = 30M
- 「upload_max_filesize」の〇Mの部分に引き上げたい最大アップロードサイズを入力します
- 「post_max_size」の〇Mに4の値以上の数値を入力します
- 「memory_limit」はサイトの負荷軽減のための措置です256MB位にしておけばいいかと思います
- 保存してメモ帳を閉じます
- .htaccessをアップロードします
- WordPressのダッシュボードに戻ります
- 左メニューのメディア>新規追加を押します
- 「最大アップロードサイズ〇MB」の数値が増えていれば完了です
こちらは、かなり上級者向けで.htaccessを直接編集するので、サイトが表示されなくなるリスクが伴いますので、あまりお勧めしませんがコントロールパネルから変更できない場合のための方法と考えてもらえればいいかなと思います。
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最大アップロードサイズの過剰な引き上げに注意しましょう
ここまでお読みいただきありがとうございます。
皆さんの希望の内容となりましたでしょうか?「このサイトのアップロードサイズ上限を超えています。」と表示されて、最大アップロードサイズを引き上げる事は比較的簡単ではありますが、その後に契約しているレンタルサーバーの容量がMAXになってしまったりする事は、よくある話です。
もし皆さんが契約しているレンタルサーバーの容量が10MBや50MBの場合は、恐らくすぐ容量不足になると思います。
そうならないためにも、レンタルサーバーの容量の見直しを一度行った後に、最大アップロードサイズの引き上げを行うことをお勧めします。
ちなみに、私はエックスサーバー様にずっとお世話になっています。最速で大容量なので、お勧めです。皆さんも一度検討してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。